マタイ受難曲/バッハ・コレギウム・ジャパン |
J.S.Bach:『マタイ受難曲』BWV244
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2016年 03月 30日
3月27日(日) 16:00~ アクロス福岡シンフォニーホールにて J.S.Bach:『マタイ受難曲』BWV244 テクスト:マタイによる福音書第26章1節~27章66節 「マタイ受難曲」の、厳かで美しい音楽の流れにたっぷり浸った3時間でありました。そして、あらためてキリストの受難の苦しみと、その尊さに 思いを巡らせました。 今回、当初予定されていたソプラノのソリストが急病にて、急遽、松井亜希さんという方に変更になりましたが、その方の歌、とても素敵で、Ⅰ部でフルートの美しいメロディと共に歌われたソロ、とても印象的でした。 指揮の鈴木雅明氏はまるでバッハのようだなって思いながら観ておりましたが、この音楽とテキストを深く、そして透明感あふれる演奏に導いて下さいました。鈴木優人氏はオルガン演奏で、ちょうどそれがよく見える位置の席でラッキーでした。親子の共演を、私は初めて生で鑑賞できて良かったです! さてⅡ部の中で、チェロの方が、ヴィオラ・ダ・ガンバに持ち替えての演奏がありましたが、それもとても印象に残りました。弦が6本か7本?あって、すごく繊細で美しい音色でした。 そして短いけれど、心にぐーっと響く終盤にさしかかる感動的なコーラス、テキストは27章54節の、「この方はまことに神の子であった。」という短いけれど素晴らしく美しいハーモニーには、心底じんときました。バッハは、なんてこのマタイのテキストを深く読み取って、ここまで素晴らしい音楽に再現したのだろう!! 最後の合唱では感動もピークに。何だかⅡ部は、もうあっという間だったという気がします。 レチタティーヴォのエヴァンゲリストを歌ったパク・スンヒさんも、長い時間安定した歌唱でしたし、歌の各ソリスト、合唱、そして美しく素晴らしい演奏をして下さったBCJの皆さんに、心から拍手を。 何度もカーテン・コールが続き、最後には、鈴木雅明氏が「ハッピー・イースター!」と言って、舞台を後にされました。イエスさまの受難が無ければ、救いも復活も無い。この復活祭の日に、素晴らしい演奏を有難うございました! 終演後は、席が少し離れていたHさん親子と一緒に、天神にて食事を共にしながら、この日の演奏会の感動を分かち合いました。こうして3人で食事をするのは、7年前のドイツ旅行以来なので、その時の思い出話もたくさん出てきて、とても楽しく充実した時間を過ごしました。
by klavier1022
| 2016-03-30 22:41
| コンサート
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