ルスティオーニ指揮/九響定期 Programme Russe |
ショスタコーヴィチ/ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 作品77
ラフマニノフ/交響曲 第3番 イ短調 作品44
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2016年 07月 03日
7月2日(土) 15:00~ アクロス福岡シンフォニーホールにて。 九州交響楽団 第350回定期演奏会 ショスタコーヴィチ/ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 作品77 ラフマニノフ/交響曲 第3番 イ短調 作品44 指揮:ダニエーレ・ルスティオーニ ヴァイオリン:フランチェスカ・デゴ コンサートマスター:近藤 薫(客演) 今回は、イタリア人指揮者とソリストを迎えての、ロシア・プログラム。「はげ山の一夜」で、勢いよく元気に始まった演奏会。 ショスターコーヴィチのヴァイオリン協奏曲は、私は今回初めて聴きましたが、曲の始まりからとても惹きつけられるものがありました。初めて聴いた第一印象ですが、ショスタコーヴィチらしい和声がところどころに感じられ、ヴァイオリンのパートのメロディも、何とも言えないグッとくるもので、特に第一楽章、それから第三楽章のカデンツァのところなど、味わいの深い音楽でした。これはCDでもじっくり聴いてみたいです。 今回弾いてくれたソロのデコ氏、難曲と思われる曲なのに、全般にクールで余裕が感じられるというか、とにかくすごいなって思います。私はヴァイオリンの、高くて速くてキリキリしたような感じがちょっと苦手なところがあったりするのですが、この曲、そして彼女の演奏は、どこを取っても美しく素晴らしいと思いました。純粋にこの音楽自体が好きになり、オケもとても良かったです。チェレスタや打楽器も、効果的に散りばめられていて、私にとっては、この日一番の収穫が、ショスタコーヴィチのこの曲との出会いでした。 彼女がアンコール2曲を弾いてくれましたが、これまた非常に素晴らしく、選曲も素敵で、とにかく見事な演奏に圧倒されてしまいました。 後半のラフマニノフ第3番交響曲、これも初めて聴いた曲ですが、何しろショスタコーヴィチが私にとってはあまりに良かったためか、ラフマニノフはピアノ関連の曲が好きな曲が多いためか、まだ今の私にはこの曲の魅力がよく分からないままではありました。しかし情熱的なルスティオーニ氏の指揮により、九響の演奏も熱演で、最後は大きな歓声と拍手に包まれ、感動的な終わりに。とっても気持ちの良い演奏会でした。
by klavier1022
| 2016-07-03 18:19
| コンサート
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