受難節(レント)に際し Via Crucis |
グレゴリオ聖歌などの教会音楽を聴くと美しさと同時に怖さを感じます。リストのこの作品も美しさと怖さを感じますが、グレゴリオ聖歌などを引用しながら、時には近代的な書法(調性からの脱却)を目指そうとしているかのように感じられます。僕には過去と未来を繋げようと苦心しているように思えます。
話は変わりますが、エマールは今シーズンにリストの単独曲「詩的で宗教的な調べ S.154」を取り上げていますね。「なんちゅーマニアックな曲を取り上げるんや!」とぶっ飛びました(笑)
こんばんは!記事を読んで下さり、またコメントを頂き嬉しいです。ありがとうございます!
本当にこの曲は、単旋律の歌部分はグレゴリオ聖歌などの引用で、古来の教会旋法的なものと、そして調性からの脱却という未来をつなぐような、そんな音楽ですね!そしてミッチさんがおっしゃるように、美しさと共に、受難に向かうような怖さが混在している曲だと思います。この曲を共有できて嬉しく思います。
それから何と、エマールが今シーズン「詩的で宗教的な調べ」を取り上げているのですか?!単独曲の方なのですね。その件、詳しい情報を教えて頂けますでしょうか?
リスト関連、及びピアニスト関連にとても詳しいミッチさん、さすがです!私は何も知りませんでしたが、確かに、すっごいマニアックな曲を取り上げてくれていますね(笑)。嬉しい驚きです!どうぞ宜しくお願いします☆
教えて下さり、どうもありがとうございます!検索して出てきました!こんな魅力的なプログラムのコンサートを、ウィグモアホールでつい最近、行っていたとは!!
「死者の追憶」の初稿になる曲ですよね。この曲をコンサートで弾くなんて!エマールがその曲を取り上げたのも意味があるものだと思いますが、私も聴いてみたいです。いつか日本でも弾いてくれないでしょうかね。。☆