RAVEL ピアノ協奏曲より |
ラヴェルのピアノ協奏曲は、左手のためのも、ト長調も、両方大好きですが、現在、愛聴しているCDと、音楽鑑賞用のト長調のミニ・スコアです。
ブーレーズと、ツィマーマン(ツィメルマン)の初共演の録音だそうです(クリーヴランド管と、ロンドン響)。その中から、ト長調の方の、ピアノ・ソロで始まる第二楽章は、Adagio assai なので、私にも弾けるかも?と、スコアのピアノ・パートを見ながら、去年の秋くらいに譜読みを始めました。
スコアを見ていると、管楽器で移調楽器がいくつかあり、ちょっと素朴な疑問が出てきたり、新しい発見があったりで、難しかったり、面白かったり。いずれにしても、ますますこの曲が好きになってきました。
それで、レッスンでも見て貰いたいなと思っていたところ、2台ピアノ用の楽譜を発見し、レッスンに持って行ったところ、先生がオケ・パートを弾くので、一緒にやりましょう、と言って下さり、レッスンで見て貰っていて現在に至ります。
一楽章と、三楽章は、とんでもなく難しくて私には弾けませんが、二楽章だけは、ゆったりしたテンポで、しっとりと歌う曲なので、私にもトライが出来ました。中間部あたりの不協和音のハーモニーもとても好きです。
私の通っているピアノ教室は、子供の生徒さんが主体の教室ですが、大人の生徒さんも10人弱いらっしゃって、全体の発表会以外に、大人の生徒だけの、交流を兼ねた出演者だけのサロン・コンサートが開かれていますが、来月下旬に行われるそのサロン・コンサートで、先生と一緒にこの曲を弾く事になりました。
二楽章は、ピアノ・ソロが全く途切れ無いので、家でも練習しやすく、たまにCDの演奏を聴きながら、合わせてピアノを弾いたりしています。レッスンでは、先生のオケ・パート部のピアノと、呼吸を合わせながら、アンサンブルの練習。アンサンブルは難しい面もありますが、良い勉強にもなります。
ところで、今年の2月頃に、アメリカ(クリーヴランド管)で、ブーレーズ指揮、エマールの共演で、ラヴェルのピアノ協奏曲2曲を演奏する公演があり、以前の「音楽の友」のインタビュー記事で、エマール本人が、それをライブ録音するという事を話していました。もう録音は終わってるはずなので、今年中くらいには、CDが発売になるのではないかと、期待しています。CDには、ピアノ・ソロの「鏡」も入れる予定だそうです。
去年の6月に、初めてエマールの実演を聴いたのが、ラヴェルの左手のための協奏曲で、非常にインパクトがあって、心に響いてきたので、その時のコンビ(ブーレーズ指揮)での録音、CDの発売が、とても楽しみで待ち遠しいです。
ラヴェルのコンチェルトだなんて、それも先生とピアノデュオだなんて、素敵ですね。
私も2009年よりピアノレッスンを再会したのですが、その先生は、フランス音楽とくにラヴェルが専門という話ですので、いつかお願いしてみようかしら♪(私にはレベルが高すぎるかもしれませんけど)
klavierさんも、先月の樫本大進さんのリサイタルにいらっしゃったんですね。素晴らしい演奏会でしたね。
これからもよろしくお願いします♪
カイ
はじめまして♪コメントありがとうございます。
カイさんのブログ、楽しく読ませて頂いています。
バッハのパルティータをレッスンされて、凄いです!私なんてまだインヴェンションが終わっていなくて^^;
いつかは、パルティータにたどりつけると良いのですが。。。
ラヴェルのピアノ曲は難しくて、普通のソロの曲は、ソナチネさえ、私には弾けそうもありませんが、たまたまこのコンチェルトの2楽章だけは、ラヴェルにしては易しくて技術的にも弾けるようなものだったので、助かりました。
カイさんの先生は、フランス音楽、特にラヴェルが専門だとの事で、いいですね!私は、そのうちにドビュッシーも弾いてみたいなと思っているので、羨ましいです。
樫本さんのリサイタル、本当に素晴らしい演奏会でしたね。
カイさんもコンサートによく行かれていらっしゃるので、アクロスですれ違ったりしているかもしれませんね♪私はほとんど一人で行っています。
こちらこそ、これからも宜しくお願いします☆
本当に、楽しみですね!今年の12月の東京でのリサイタルくらいまでに出ると良いのですが。エマールのリサイタルは、会社を休んでも行きたいと思います。
ところで、ベームの「トリスタンとイゾルデ」が届きましたので、お休みの日にじっくりと聴いてみます♪
ラヴェルのコンチェルト、とっても魅惑的ですよね☆
私も初めて勉強したコンチェルトはモーツァルトでもベートーヴェンでもなくラヴェルでした。
2楽章の切なくなるような美しさはたまりませんね!
先生の伴奏で弾かれるなんて素敵ですね~!楽しみですね♪
エマール × ブーレーズだなんて最高!エマールの日本での評価と人気は、もっともっと高くなって欲しいですよね!
こんにちは!こちらこそ、コメントありがとうございます♪
chat-vertさん、最初に勉強されたコンチェルトがラヴェルだったのですか!素敵ですね♪
パリでも、本格的にフランスの音楽も勉強されたのでしょうね。chat-vertさんの演奏を聴いてみたいです♪
この曲の2楽章の美しさは、本当に感動的ですね。
私は趣味の習い事ではありますが、音楽を大切に、本番まであと一ヶ月足らず、頑張ります。ありがとうございます。
エマールは、確かに日本では知らない人も多いので残念ですが、母国フランスや欧米のクラシック先進国では評価も素晴らしいものなのでしょうね。
フランスは、パリとリヨンや、あと、ラ・ロック・ダンテロンにも、いつか行ってみたいです☆
アンサンブル・アンテルコンタンポラン時代から長きに渡って共演を続けているエマールとブーレーズ、フランス人コンビによるラヴェルは、本当に最高でしょうね!
このツィメルマンのCDは、みぽりんさんもお持ちでいらっしゃるのですよね?ラヴェルのコンチェルトは、指揮者は同じブーレーズ氏ですし、全体の演奏時間は同じくらいなのですが、全体の演奏の感じはやはり違う感じですので、エマールのものと聴き比べて見るのも面白いかもしれませんね。
そして、ありがたい事に、ピアノのプロでいらっしゃるchat-vertさんなどもお読み下さり、色々と教えて下さったり、感謝なことです。そして、ピアノが大好きでいらっしゃるみぽりんさんの温かいコメントも、本当に感謝しています。