Paris,Rome通りの楽譜屋さん |
2月19日(土) 午前~お昼間
雨模様のこの日、次に訪れたのが、Rome通りの楽譜屋さん。同室の方も、以前ピアノを習っていたなどで、興味があるそうなので、一緒に。
この通りは、楽器屋さんや、楽譜屋さんが軒を連ねていて、歩いているだけでも楽しいです。
まず入ったのは、"ARIOSO"(アリオーソ)というお店。入ってすぐ左側にピアノの楽譜が置いてありました。このお店では、自分で自由に楽譜を手に取って見る事が出来ます。まず目に付いたのは、リゲティのエチュード集。エチュード集の第1集は、銀座のヤマハでリゲティ直筆のファクシミリ譜を購入しておりましたが、第2集と、第3集は持っていなかったので、欲しいなと思っていたところ、ちょうどその2冊が置いてありました!
第2集には、Pierre-Laurent Aimard に献呈された曲も入っていますし、第3集には、Aimardの奥様に献呈された曲も入っています。エマールは奥様もピアニストなのですよね。
それから、リストの「巡礼の年」の中の、大好きな曲「エステ荘の噴水」のヘンレ版のピアノピースがあったので、それも購入しました。
それから、もう一つの楽譜屋さん、"La flute de pan"へも行きました。59番地が鍵盤楽器用の店舗でした。ディスプレイされた楽譜が、カラフルでとても綺麗です。
こちらは全ての楽譜を自由に見れるわけではないようでしたので、買いたい曲集をメモ用紙に書いておき、お店の人に渡して注文しました。
メシアンの楽譜は、さすがに「鳥のカタログ」7冊買うのは重量が多すぎるので、今回は 「幼子イエスに注ぐ20のまなざし」と、「前奏曲集」を、購入。このデュラン版の楽譜は、日本で買うとほぼ倍くらいします。(「20のまなざし」などは、日本では一万三千円くらい) これだけ楽譜が買えたので嬉しい!(自分で弾けるのは一つもありませんが・・)
この楽譜を見ながら、CDで音楽鑑賞するのもまた、楽しみになります。
それから、またメトロに乗って、Europe駅からOpera駅へ。二人でオペラ駅そばのカフェに入りました。ここでコーヒーを飲みながら一息いれて、午後からはそれぞれ別行動に。
彼女は美術館めぐりへ。私はトリニテ教会の下見と、ギャラリー・ラファイエットでお土産などの買物に。マリアージュ・フレールの紅茶や、チョコレートなど・・・。土曜日だから人が凄く多かったです。それからパン屋さんで、パンを買ったりしてホテルへ戻りました。クロワッサンやフランスパンのサンドイッチが、とても美味しかったです!そして夜は、既に記事を書いたオペラ観劇へ。
華やかでお土産の買い物に便利なデパートやお洒落なショップ、ちょっと足を伸ばせばトリニテ教会のあるパリ市民生活に出会える界隈(popさんのアパートも家賃が高い地域では無いんですよ~!)、そして私たちには嬉しい楽譜屋さん通りやエコール ノルマルもすぐ!
楽譜、日本の値段を知っているだけに、もう楽しくて仕方ありませんよね~!私も“果たしてこれ弾くのか?”と言う楽譜までずいぶん買ったものです(笑)
安い上に、品揃えも日本ではなかなかお目にかかれないようなものがいっぱいありますもんね~!
アリオーソとフリュト ドゥ パンを使い分けるだなんて、klavierさん、素晴らしいです!
オペラからトリニテ教会を眺める道も、エコール ノルマルも、お写真が本当に懐かしくてキュンとしちゃいました。
学校の中に入られたら、きっと更に感動なさると思います。次回はバカンス中じゃないといいですね~(^w^)
色々と教えて下さって、どうもありがとうございました!お陰さまで無事に楽譜も買って来る事が出来ました!本当にオペラ界隈は、おっしゃる通りとても魅力的な場所ですよね☆またパリへ行ける時には、この近辺のホテルに滞在したいです。
そして、popさんが住んでいらした所、そうですか!それはまた何と素晴らしい事でしょうか♪
アリオーソは、chat-vertさんが行かれていらした頃と同じく、入ってすぐ左側がピアノ譜のコーナーでした。本当に、日本で買うよりずっと安い上に、今は円高なので、余計にお得感が大きかったです。本当はもっといっぱい買いたかったのですが、それはまた次回に持ち越します。
エコール ノルマル音楽院は、次回はぜひ中へ入ってその素晴らしい雰囲気を味わって参りたいです!chat-vertさんにとって、懐かしい思い出がたくさん詰った大切な場所ですよね。
パリ散策は本当に楽しくてしょうがありません。まだ帰りたく無かったです(笑)。
貴重な情報を、本当にどうもありがとうございました!次はギュスターヴ・モロー美術館です。