バッハと聖トーマス教会 |
ライプツィヒへ行った一番の目的は、バッハが長年活躍した、聖トーマス教会へ行くことでした。大好きなバッハの教会の礼拝に出席したい!という事で、週末に行きましたが、毎週土曜日にも、午後3時から、一時間ほどの演奏会が開かれていて、まずはそのコンサートに行きました。バッハよりももっと前の16世紀の作曲家のものから、バッハの曲、古典派、ロマン派のシューマンなど、それから20世紀の作曲家の音楽まで、幅広いプログラムでした。
そこで聴いた、オルガンと管弦楽と聖歌隊の演奏の素晴らしさは、夢のようでした。それはきっと、その教会の空間も重要なのだと思います。
次の日の日曜礼拝は、午前9時30分から、12時すぎころまでたっぷりの長い時間ありました。メッセージの箇所は、ヨハネによる福音書、第3章より。この空間での礼拝に厳粛な感動があり、またこちらでも素晴らしいオルガンの演奏、管弦楽の伴奏での聖歌隊の合唱などを堪能できました。ゲヴァントハウス管弦楽団の方々による演奏が教会で毎週聴けるなんて!ここは、プロテスタント(ルター派)の教会なので、ドイツ語は分からなくても、礼拝の流れは理解できました。
聖トーマス教会のまわりには、トーマス・ショップの他にも、バッハ関連の楽譜やグッズを扱ったショップや、音楽家ゆかりのカフェなどがありました。しかし、こちらのショップの多くは、やはり日曜日は休みでした。この下のショップに入れなかったのが残念でした。
土曜日の夜、ゲヴァントハウスのホールでもしもコンサートが行われていたら、当日券が買えたら行きたいね!というので、3人でホールまで行ってみましたが、どうやらその日は演奏会が無かったようで、ホールの外観だけ見てきました。でも聖トーマス教会で演奏が聴けたので満足です。
ホテルの窓からの街の景色。