Cité de la musique ラ・ヴィレット地区 |
隣には、コンセルヴァトワール(パリ音楽院)があります。
エマールは、時々パリ音楽院で教えているらしいし、エマール自身、この19区に住んでいるという記事を以前読んだ事があります。この一帯は新しい建物群で、モダンな感じも新鮮でした。
そしてシテ・ドゥ・ラ・ムジクの中のホールは、アンサンブル・アンテルコンタンポランの拠点になっています。私にとっては、とってもテンションの上がる楽しい場所!
それから、今は凱旋門近くにあるサル・プレイエルが、パリ管弦楽団の拠点となっていますが、2014年の秋からは、現在このシテ・ドゥ・ラ・ムジクの隣に建設中の新しいホールに変わるようです。
フィルアルモニー・ドゥ・パリという名前で、来年の秋には竣工予定。現在建築中の様子。
新しくフィルアルモニーが出来たら、また行ってみたいな。
そしてワクワクしながら、ここの楽器博物館 Musée de la musique へ。ここが思っていた以上に充実した、素敵な博物館でありました。建物自体もクールな現代建築で、フロアをつなぐ階段が、全部違うデザインになっているという凝った作りになってました。楽器も古いものから順に、色々なものが。
土曜日のお昼頃だというのに、意外に人も少なくて、とてもじっくりと数々の楽器の歴史を感じながら、ゆっくり見て回ることが出来ました。ここって中心地からちょっと離れているのもあるせいか、穴場なのかも。でもメトロで数十分で来れるので、実際にはそんな遠くには感じませんでした。
最上階にはシンセサイザーなどの展示もあり、そのフロアーには、近現代音楽作曲家のシュトックハウゼン、ピエール・ブーレーズ、リゲティ、そしてエマールがリゲティのエチュードをピアノで弾いている動画まで、モニターで流れていました!ここは絶対にまた行きたい。その時は、オーディオ・ガイドを借りてもっとじっくり鑑賞してみたいです。特に現代音楽フロアーのモニターは面白そうでした。
この日の前の日のゲヴァントハウス&エマールの素晴らしかった演奏会の余韻もある中、ここに来れた事もすごく嬉しくて、とてもハッピーな午後のひととき。
隣接されてある、Café de la musique でお昼ご飯を。ここも空いていて、窓際の眺めの良い席で、私はシャンピニオンのリゾットなどを美味しく頂きました。
このカフェの前には大きな広場もあり、緑の並木道もあり、気持ちの良い場所です。
またこの施設には、音楽関連の本ばかりを扱っている本屋さんもあり、すごく興味深く、フランス語だからすぐには読めないけれど、つい買ってしまいました。。
楽器博物館のチケットのデザインは、サル・プレイエルのものと同じ♪