小泉和裕指揮/九響定期 フォーレ&マーラー |
九州交響楽団 第339回定期演奏会
フォーレ/組曲「ペレアスとメリザンド」作品80
マーラー/交響曲 第5番 嬰ハ短調
コンサートマスター:扇谷泰朋
今シーズン始めの定期でした。やはり音楽だけに集中できる時間は良いなと、しみじみと感じたこの日。
フォーレの曲は、少しボーっとして聴いておりました。今回は特にマーラーのインパクトが大きくて。
マーラー第5番、金管楽器のカッコ良さが際立つ前半。マーラーを聴いて、金管楽器への憧れが芽生えました。生まれ変わっても、自分には絶対に出来そうにないので(未だにその仕組みが分かりません。。)、余計に憧れが募るのかも。
去年は、一階前方の席だったために、管楽器がほとんど視覚的に見えなかったのが残念だったので、今シーズンは、音響面ではどうか分かりませんが、全体が見渡せる二階のバルコニー前方の席を選んで良かったなと思いました。やっぱりそれぞれの楽器の演奏姿を見たいので。
マーラー第5番は、私は実演では最も多く聴いた交響曲の一つだと思いますが、前にも書きましたが、聴くたびに新しい発見と感動があり、聴くたびに好きになっていきます。複雑な感情が織り交ざったような、時にはあらゆる角度からやってくる洪水のような、色々な要素が感じられる曲。
第四楽章アダージェットは、いつ聴いても、悩ましく移ろうような美しい弦のハーモニーに心惹かれます。この日は、頭の中を空っぽにして、単純に音楽の世界に浸れたように思います。素晴らしい演奏をありがとうございました!
恥ずかしながら、マーラーの交響曲は要素が多すぎて頭がパンクするのか、
聴いた後でふらふらになってしまうことがあり、今回もそうでした。
それだけ密度の濃い、気迫のこもった見事な演奏だったと思います。
klavierさまも今期は2階バルコニーなのですね!
私も同じです(後方ですが)。
マーラーでもバンダ(舞台外での演奏)の出入りのある曲だと
もっと面白かったかもしれませんね(^^)
ところで・・
本当に、音楽だけに集中できる時間ほど幸せなものはないかもしれません。
時折ブログ拝見しており何度かコメントしかけたのですが、
何を書いても空々しく(自分で)思えてしまい、そのままになってしまいました。
心よりご冥福をお祈りし、
klavierさま含めご家族に1日もはやく穏やかな毎日が戻ることを願っております。
やはり上手く書けません・・どうか失礼をお許しください。
やはりこの演奏会、来られていらしたのですね。この日、dalilaさまもいらしているのではないかと思いながら、席についておりました^^
本当にマーラーは、密度が濃く、要素が多すぎて、全貌を把握するにはまだまだ時間がかかりそうです。でもその分、おもしろいですよね。
そして、dalilaさまも、2階バルコニーなのですね♪ 私はR側ですが、もしかしたらすれ違うか、迎え合わせか、などしていたかもしれませんね?本当に今度は、バンダもある曲も聴いてみたいです。後程、dalilaさまのブログに伺わせて頂きますね。
それから、とても優しいお心遣いのお言葉を、心から感謝申し上げます。
ブログにこの事を書くか少し躊躇しましたが、どうしても父の事は、私にとって大きすぎる出来事だったので、書かずにはいられませんでした。大変恐縮ですが、そのようにdalilaさまにお気持ちを寄せて頂きまして、申し訳ないと共に、感謝の気持ちでいっぱいです。どうもありがとうございます。dalilaさまにはとても親しみを感じさせていただいており、とても励まされます。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。