Digital Concer Hall 更新と 2011/12 公演 |
2011~2012シーズンでは、Aimard の登場はありませんが、今年の10月20~22日に、カナダのコンポーザー・ピアニスト、マルク=アンドレ・アムラン(P)が出演します。指揮はP.H.カサド。アムランはその実力に比べ、日本での知名度が低いように思うので、Digital Concert Hall で多くの人に聴いてもらえるのは嬉しいです。彼の出演曲目は、シマノフスキの協奏交響曲。この曲もまた楽しみです。
その他に、気になる演目の演奏会をいくつかピックアップしてみます。初演も含めた現代作品や、幅広いクラシック作品を取り混ぜた、魅力的なプログラム。
9月15,17,18日、ラトル指揮、タリス「汝のほかにわれ望みなし」、ロッティ「Crucifixus」、マーラー8番(千人の交響曲)。
10月27~29日、アーノンクール指揮のベートーヴェン・プログラム。ミサ曲ハ短調と、交響曲第5番。
11月3~5日、ラトル指揮、ラッヘンマン「Tableau」、マーラー9番。
1月19~21日、T.ソキエフ指揮、B.ベレゾフスキー(P)、ルーセル「バッカスとアリアーヌ」組曲第2番、リスト「ピアノ協奏曲第1番」、ベリオ「セクエンツァⅥ」、ラフマニノフ「交響的舞曲」。
2月7~9日、ラトル指揮、ブルックナー9番。(今秋のスクロヴァチェフスキ&ドイツ放送フィルの来日公演で同曲を聴くので予習していますが、これも楽しみです。)
2月14~16日、ラトル指揮、ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」、ドヴォルザーク「金の紡ぎ車」、シェーンベルク「浄夜」、エルガー「エニグマ変奏曲」。
2月18日、ラトル指揮、ヴォルフ「妖精の歌」「火の騎士」「春の合唱」、マーラー2番(復活)。
3月9~11日、ティーレマン指揮、ドビュッシー「夜想曲」、メシアン「ミのための詩」、チャイコフスキー6番「悲愴」。
3月15~17日、メータ指揮、ブルックナー8番。
4月26~28日、ドゥダメル指揮、ラヴェル「マ・メール・ロワ」、ゴリホフ「ヴァイオリン協奏曲」《初演》、R.シュトラウス「ツァラトゥストラはかく語りき」。
5月20、23、27日、ラトル指揮、ワーグナー「ワルキューレ」《演奏会形式》。E=M.ウェストブロック(S)、C.エルスナー(T)、E.ヘルリツィウス(S)、T.ステンスフォルド(BS)、他。
6月14~16日、Y.N=セガン指揮、ベリオ「セクエンツァIXa」、チャイコフスキー「幻想的序曲」《ロミオとジュリエット》、ラヴェル「ダフニスとクロエ」全曲。
6月21~22日、小澤征爾指揮、M.ゲルネ(Br)、マーラー「子供の不思議な角笛」より、チャイコフスキー5番。
小澤氏は、6月24日の、ヴァルトビューネでも指揮されることになっています。
今年の11月のベルリンフィルの来日東京公演には、私はもちろん行けません(そもそもチケットが取れなかったでしょうけど)。地方在住の私は Digital Concert Hallで、次シーズンも楽しみます。